大分県中津市で髪質改善理論を追求中のラフェクレールの和田です。
私の目指す髪質改善理論とは?
如何に綺麗な髪が生えるか?それをどこまで美しく育むか?に着目した新しい考え方です^^
また当店がどんな考えで技術に取り組んでるのか?参考までにご覧ください。
ラフェクレールはどんなお店?お客様の髪のダメージに真剣に向き合っています。
最近よく相談される内容を今回は掲載したいと思います。
カラーで暗くするけど、時間が経つとキンキンに明るくなっていくのが悩みです。(カラーによる髪のダメージの原因)
ご新規様でのお悩みで本当に多いので、最後に解決方法などお伝えしますので是非お付き合いください。
これは使用するカラー剤の種類で解決できるので説明しながら進みますね^^
カラー剤の種類について
- アルカリカラー(最も一般的に広まってるカラー剤)
- 天然のカラー(ヘナ、ナチュラルハーブカラー、香草カラー、漢方カラー)
- 塩基性カラー染料(カラーミューズ、ノジア、スペクトラム等)
- マニュキア(酸性カラーとも言います)
大まかにこんな感じでカラー剤の種類があるのですが、今回は根本のプリン部分ではなく毛先を染めるときに何を使うか?がとても重要になります。
原因の大半がアルカリカラー
アルカリカラーは1剤のアルカリカラー剤と2剤の過酸化水素を混ぜ合わせて色を発色していく物です。
基本的に根本は2剤の過酸化水素濃度6%で明るくするのですが、毛先はダメージを抑える為に濃度3%や1.5%と分けたりして行います。
髪が明るくなる原因は「アルカリ剤」や「オキシと呼ばれる過酸化水素」で毛先を染める事によって、髪のメラニン色素が破壊される事で起こります。ただ染料が発色しているので仕上がりは暗く見えるから知識のない方は気づかないですよね。
基本的にはアルカリカラーで毛先を染めなければ今回のお悩みは簡単に解消できます。
ただし案外対応できる美容室の数は少ない感じていますので、探すのが大変かと思います。
一応近場でアルカリカラー以外で染めてくれる美容室がなくても、明るくならない為の対応策はありますのでまだまだお付き合いください。
アルカリカラーでも優秀な物はありますので紹介しておきます。
例えば、サンコールのレアラカラーは毛先用にノンアルカリのカラー剤があるので髪がカラーのダメージによって明るくなることはないかと思います。
天然のカラー(ヘナ、ナチュラルハーブカラー、香草カラー、漢方カラー)
一般的に白髪染めとして活用されてますので、これで染めてくれる美容師は数少ないかと思うのですがやはり髪質改善にも繋がります。
なので当店では「ナチュラルハーブカラー」を毛先用としても活用しています^^
ファッションカラー、白髪染め、根元の白髪染めなど幅広い活用が可能なので本当に素晴らしいカラー剤だと個人的には思っています。
当店に来れば簡単に解決できるのですが、今回はそれは別で話を進めていきます。
補足になるのですが、ファッションカラーをされてる方で、たまにヘナに興味を持つ方もいるのですがヘナの色味から考えてファッションカラーなどで対応するのは難しいかと思います。(色味が少ない)
また明るくなってる方は基本的にダメージが凄いので、そんな状態でヘナをすると髪がギシギシになり指通りが悪くなる場合もあるので注意も必要です。
しっかりと専門家の指示に従う事をお勧めします。
塩基性カラー
私は色んな勉強会のサークルで情報交換していますが、この塩基性カラーを使いこなしている美容室が近場にあると安心だと思います。
通常アルカリカラー剤は「酸化染料」と言う染料で色味を発色させるのですが、発色には「過酸化水素」と混ぜ合わないと色味が出ないと言うデメリットがあります。
何度も言いますが、髪が明るくキンキンになる原因物質がアルカリ剤と過酸化水素なので。
逆に塩基性染料はアルカリ剤も過酸化水素も必要なく色味を発色する事が可能な染料なので使いこなせば髪のトーンもコントロールできますので、これらのカラー剤で髪がキンキンに明るくなることはありません^^
アルカリカラーで毛先を染めるよりも、塩基性カラーで染めた方が毛先のダメージは圧倒的に少ないと思います^^
デメリットとしては色持ちが少し悪いですが、最初はトリートメントなどと併用して色持ちを持続させる様にすれば徐々に髪がキンキンにならなくなると思います^^
マニュキア
今回のお悩み解決には向かないので、マニュキアは考えない様にしましょう。
ダメージが多い髪質には染料が吸着しにくいので、個人的な見解ですが色味のトーン(明るさ)コントロールができません。
解決策として
近場にどうしても対応できる美容室がない場合、お客様自身がして欲しい事
- 美容室で「過酸化水素除去」
- 美容室でアルカリ中和
- ご自宅でもアルカリ中和できる商材を購入(2週間を目安に毎日行ってください)
- 界面活性剤の少ないシャンプーやコーティングしないトリートメントでケア
過酸化水素を除去できない、アルカリ中和をしてない等の美容室はないかと思いますが一応確認してみるのが良いかと思います。
またアルカリ剤は残留しますので、残留アルカリがなくなるまでご自宅でアルカリ中和できるもので必ずケアしてあげて下さい。
早く除去できる環境を築くためにも、コーティングなどしないシャンプーやトリートメントを検討してみて下さい。
科学的根拠をしっかり持ってケアすれば皆さんも簡単に艶髪を手に入れる事ができます(^_-)-☆
毎月カラーリングしているお客様です♬
最後まで読んで頂き、ありがとうございました♬