カラーに使う水を変えた理由。お客様と約4年間育ててきたカラサポの開発ストーリー【中津市】

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こんにちは。大分県中津市の美容室、ラフェ・クレールの和田です。

カラサポは、最初から今の形だったわけではありません。以前はメーカー専用水でハーブカラーを調合していました。そこから、お客様の髪を見て、お話を聞きながら約4年間改良を重ね、現在の独自トリートメント水を使う配合へとつながってきました。

出発点にあったのは、綺麗になってきた髪を、毎日のお手入れの中でも、もっと良い状態で楽しんでいただけないだろうかという思いです。

今回は、何を混ぜているかという技術の説明よりも、なぜ水分の部分を見直すようになったのか、そしてお客様と何を相談してきたのかをお話しします。

以前はメーカー専用水でカラーをしていました

以前のカラサポでも、大切にしていたことは今と同じです。髪の状態を確認し、根元と毛先にそれぞれ必要なカラーを選ぶこと。希望する色に整えながら、これからの毛先にも目を向けていました。

毛先の色を整える選択肢として使っているナチュラルハーブカラーは、粉末タイプのカラー剤です。当時は、その粉末をメーカー専用水でペースト状にして施術していました。メーカーの公式マニュアルでも、専用水を使う方法が案内されています。

その施術を続ける中で、以前より髪が綺麗になってきたと感じてくださるお客様が増えていました。今の独自配合だけが、カラサポのすべてというわけではありません。髪の履歴に合わせて方法を使い分けるという土台が、当時からありました。

その土台の上に、もう少しできることを重ねたい。現在のトリートメント水は、そうした積み重ねから生まれています。

チューブのクリームを混ぜる場面と、粉末に水分を加える場面を並べた説明用イメージ
カラーの調合方法を表したAI生成の説明用イメージです。実際の当店の薬剤や、開発当時の調合風景ではありません。

髪が綺麗になってきたお客様から、新しい相談が生まれました

髪の状態が整ってくると、もっと綺麗に見せたいと思うことがありますよね。実際に、ご自宅でのブローやドライを頑張るようになったお客様もいらっしゃいました。

その一方で、髪の状態や熱の当て方によっては、毛先に熱の影響が見られることもありました。せっかく綺麗になってきた髪を、もっと良い状態で保つ方法はないだろうか。お客様との会話から、それまでとは少し違う課題を感じるようになったのです。

お手入れを頑張ったことが悪い、という話ではありません。ドライヤーもアイロンも、髪を乾かしたり、好きな形に整えたりするための大切な道具です。髪を綺麗にしたいというお気持ちを、サロンの施術とご自宅での扱い方の両方から支えたいと考えました。

一般的な熱の影響については、花王の毛髪研究・高温加熱の解説も参考になります。熱をどう使うかが大切で、乾いた後も同じ部分に熱を当て続けないなど、扱い方に配慮することが紹介されています。乾かすこと自体を避けるのではなく、その方の髪に合う使い方を考えることが大切です。

カラーをする時間に、もっとできることはないだろうか

約4年前、私はカラサポの改良を始めました。

カラーだけで、熱の影響を受けた髪を元の状態へ完全に戻すのは難しい。それでも、色を整える時間の中で、毛先のためにできることは、まだあるのではないかと考えたのです。

「カラーをする時間に、もっとできることはないだろうか?」

ここで目を向けたのが、粉末カラーに加える水分でした。色を作る粉末だけでなく、その粉末をペースト状にする部分にも、毛先のコンディションを考える工夫を組み込めないか。その発想が、独自のトリートメント水につながりました。

目指したのは、希望する髪色と、手で触れたときの柔らかさやまとまりを一緒に考えられるカラーです。美容室で綺麗に仕上がることに加えて、ご自宅で過ごす時間にも目を向けたいと思いました。

熱に強い髪を目指したいという思いも、開発の目的にありました。これは改良の方向を表す言葉です。独自の水で耐熱性が一定の数値だけ高まった、という試験結果を示すものではありません。日々の熱の使い方への配慮と合わせて、髪のコンディションを考えています。

専用水から独自トリートメント水へ

従来は、メーカー専用水を使って粉末を調合する方法でした。そこから、水分そのものにも毛髪を整える役割を持たせたいと考え、独自配合を検討してきました。

当店が「トリートメント水」と呼んでいるのは、その考え方で組み合わせた独自の調合液です。カラーの後にかける仕上げ用の水ではなく、粉末カラーをペースト状にする段階で使います。

ただ何かを加えればよいわけではありません。カラーとして希望の色を表現できることと、髪の手触り、ツヤ、まとまり。その両方を見ながら考える必要がありました。色の仕上がりを大切にすることは、改良を続ける中でも変わっていません。

メーカーの専用水を否定して、別の方法にしたわけではありません。従来の方法を使ってきた経験を土台に、当店のお客様の相談に応えるために工夫を重ねたものです。メーカー標準の使い方と、ラフェ・クレール独自の配合は、区別してご紹介しています。

ボウルに入った粉末に、透明な容器から水分を注ぐ説明用イメージ
粉末に水分を加える工程を表したAI生成の説明用イメージです。独自トリートメント水の実物や、配合材料を撮影したものではありません。

具体的な商品名や配合は公開していませんが、大切にしている理由はお伝えしたいと思っています。調合工程については、ラフェ・クレールが「混ぜる水」にまでこだわる理由で、もう少し詳しくご紹介しています。

お客様と一緒に改良してきた約4年間

この改良は、美容師一人の考えだけで進めてきたものではありません。長年通ってくださっているお客様と相談し、実際の髪を確認させていただきながら、少しずつ重ねてきました。

仕上がりと、次回来店時の状態を合わせて見る

施術した日の色や手触りは、もちろん大切です。それと同時に、前回と比べて髪がどう感じられるか、ご自宅ではどうだったか、次にご来店されたときの毛先はどうかも確認してきました。

美容師が触って感じることと、お客様が毎日扱って感じることは、必ずしも同じではありません。サロンでは分かること、ご自宅で過ごして初めて分かること。その両方を知るために、お客様のお話が欠かせませんでした。

手触りだけに注目すれば、色の見え方や毛先の収まりを見落としてしまうこともあります。ツヤやまとまりも合わせて見て、以前の髪と比べながら判断する。そうした日々の確認が、今の施術につながっています。

続けやすい料金も、技術の大切な条件

もう一つ、お客様と相談しながら考えてきたのが料金です。仕上がりを追求することと、お客様が継続できることは、別々には考えられません。

一度だけ受けられる特別な施術ではなく、カラーを楽しむ暮らしの中で続けられる方法にしたい。そのため、髪の状態と必要な施術、仕上がり、費用のバランスも大切にしてきました。

何でも一律に増やすのではなく、その方にとって必要なことを考える。お客様が無理なく続けられるかどうかも、改良を重ねるうえでの大事な視点です。

カラサポで大切にしているのは、今日だけの仕上がりではありません

独自トリートメント水は、カラサポの中で当店が工夫してきた一つの配合です。すべての髪に同じ水、同じ薬剤を使えばよいという考え方ではありません。

新しく伸びた根元と、何度もカラーをしている毛先では、必要なことが違います。明るさを作る部分にはアルカリカラーを使い、すでに明るさのある毛先には、必要以上に脱色を繰り返さず色を整える方法を考えます。

ナチュラルハーブカラーは、メーカーによるとアルカリ剤・過酸化水素を使用せず、髪を脱色して明るくすることはできません。その特徴も踏まえて、今の髪と希望色に合う場面で選びます。具体的には、根元と毛先でカラー方法を使い分けた実例をご覧ください。

毛先の履歴を確かめ、カラーの方法を選び、必要に応じてコンディションを整える。そして、ご自宅でのお手入れや、次回来店時の髪にも目を向ける。そのつながり全体を大切にしています。

カラー後の指通りやツヤについての考え方は、カラーの時間を、毛先を整える時間として考えるカラサポの解説にまとめています。

今も研究を続けています

改良を重ねる中で、正直に言えば、「髪って、ここまでしないと綺麗にならないのか……」と思うこともありました。

それは、髪の奥深さを感じたからこその言葉です。色だけでなく、手触りやまとまり、その後の状態まで見ようとすると、考えることがたくさんあります。長く髪を見せていただけるからこそ、次に考えたいことにも気づきます。

約4年間続けてきたのは、一つの方法を完成品として守ることではなく、お客様の髪に合わせて見直すことでした。今の方法も、万能な答えだとは考えていません。新しい相談があれば、その内容を受け止め、必要なことを調べて、また考えます。

研究で分かってきた一般的な毛髪の性質も参考にしますが、それを読むことと、目の前のお客様の髪を確かめることは、どちらも大切です。知識と実際の経験を行き来しながら、今も研究と改良を続けています。

これからも、お客様と一緒に美しい髪を育てたい

カラーをする時間を、単に色を染める時間ではなく、これからの髪の美しさにも向き合う時間にしたい。それが、メーカー専用水から独自トリートメント水へと工夫を重ねてきた理由です。

毎日のブローを頑張りたい方も、できるだけ扱いやすくしたい方も、これからも好きな髪色を楽しみたい方も。今の髪で気になることと、どんな髪を目指したいかをお聞かせください。

綺麗になってきた髪を、もう少し綺麗にしたい。そのお気持ちに応えられるように、これからもお客様と一緒に方法を考えていきます。

中津市ラフェ・クレールのヘアカラー・白髪染め「カラサポ」を詳しく見る

なお、使用するナチュラルハーブカラーにはジアミンが含まれ、ジアミンアレルギーの方には使用できません。メーカーは使用のたびに48時間のパッチテストを案内しています。以前のカラーでかゆみや腫れなどがあった方は、ご予約時にお知らせください。

ご予約・ご相談はお電話で承っています。
0979-53-9922
ラフェ・クレール/大分県中津市宮夫281-5

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