粉末は色味、水は若返り|ラフェ・クレールがカラーの「水」にまでこだわる理由

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ラフェ・クレールでは、
カラサポの独自配合について「粉末は色味、
水は若返り」という考え方で向き合っています。

粉末で希望の色味を組み立て、
その粉末を混ぜる水分には、
髪のコンディションを整える役割を持たせる。
色だけでなく、
ツヤや柔らかさ、
弾むような質感まで考えたいからです。

ここでいう若返りは、
10代の髪を思い浮かべるような、
しなやかで若々しく見える髪を目指すこと。
鏡で見たときの毛先のまとまりや、
髪に触れたときの心地よさも含めて考えています。

なぜ、
カラーの水にまでそこを求めるのか。
今回は、
年齢とともに変わる髪を日々見てきた美容師として、
その理由をお話しします。

10代の弾む髪と、エイジング毛は何が違うのか

10代の弾むような髪を思い浮かべると、
軽やかさと柔らかさがあり、
髪が動いても自然にまとまる姿が浮かびます。
私がカラーで目指したいのも、
ただ表面が光るだけではない、
こうした髪の印象です。

年齢を重ねると、
白髪のほかにも、
以前と同じお手入れではまとまりにくい、
毛先のしなやかさが違う、
といった変化が出てきます。
髪色を整えるだけでは、
気になっているところに届かないことがあります。

毛髪の研究でも、
加齢に伴ううねり毛の増加や、
髪の内部にある脂質の減少が紹介されています。
脂質は髪のしなやかさに関わる要素の一つ。
年齢とともに、
髪の形や性質にも変化が生じるのです。

私はこうした変化を、
美しい髪を支えていたものが足りなくなったり、
バランスが変わったりしている状態として捉えています。
「足りないものを補いたい」という発想の出発点です。

だから、
年齢だけで髪をひとまとめにはしません。
今の柔らかさや毛先の状態、
これまでの施術を見ながら、
その髪に何が必要かを考えます。
若い頃と同じ方法を続けるだけでなく、
今の髪に合わせてお手入れも施術も組み立てたいと思っています。

繰り返すカラーでは、色と一緒に毛先の状態を見る

アルカリカラーは、
髪を明るくしながら希望の色をつくれる便利な技術です。
ラフェ・クレールでも、
明るさが必要な部分には使用しています。

考えたいのは、
すでに明るくなっている毛先にも、
毎回同じように明るくする処理が必要なのかということです。
根元を染めたい日と、
毛先の色味を整えたい日では、
必要な仕事が違います。

繰り返しの処理で毛先への負担が重なると、
パサつきやまとまりにくさにつながります。
年齢による髪の変化に、
施術による負担まで重なれば、
色は整っていても髪全体が疲れた印象に見えることがあります。

私が避けたいのは、
白髪や色落ちは整えたのに、
毛先の美しさが置き去りになること。
髪色を楽しむためのカラーだからこそ、
染める前より先のことまで考えたいのです。

毛流れがそろうことや髪表面の状態は、
ツヤの見え方にも関わります。
色の濃さだけを追うのではなく、
髪がどうまとまり、
どう光を受けるかまで見る。
それが、
カラー後の印象を考えるうえで欠かせない視点です。

まず、これ以上足りなくならないように傷ませない

カラサポの土台は、
必要以上の負担を増やさないことです。
何かを補う前に、
今ある髪の良さをできるだけ守る。
その順番を大事にしています。

新しく伸びた根元と、
何度もカラーを受けてきた毛先では、
履歴も現在の明るさも違います。
根元に明るさが必要なら、
そのためのカラーを選びます。
毛先に必要なのが色味の補充なら、
さらに脱色を重ねずに整える方法を考えます。

カラサポは一つのカラー剤の名前ではなく、
こうした使い分けを含めて髪全体を考える仕組みです。
ハーブカラーも、
その中で毛先の色を整えるために選ぶ方法の一つです。

「傷ませない」という目標を、
毎回の薬剤選びや塗り分けの判断につなげる。
仕上がってから手触りを考えるのではなく、
カラーを始める前から毛先のことを考えています。

粉末は色味、水は若返り

毛先に使うナチュラルハーブカラーは、
粉末を組み合わせて色味をつくります。
その粉末に水分を加え、
髪に塗るためのペーストにします。

ラフェ・クレールの独自配合では、
この水分にトリートメントとしての役割を持たせています。
粉末を混ぜやすくするためだけに使うのではなく、
髪の柔らかさやなめらかさを整えることも考えた水分設計です。

粉末は色味、
水は若返り。

これは、
私が調合するときに大切にしている役割の分け方です。
粉末でどんな色にするかを考えると同時に、
水分の側では、
今の髪に補いたいケアを考える。
二つを一緒に組み立てていきます。

目指すのは、
ただしっとり重くすることではありません。
毛先が扱いやすく、
指が通り、
柔らかく動くこと。
ツヤとまとまりがありながら、
弾むような若々しい印象に近づけたいのです。

「足りないものを補う」とは、
こうした仕上がりに向けて補修や保護の働きを取り入れるという考え方です。
年齢で変わってきた髪にも、
これまでのカラー履歴がある毛先にも、
色づくりと一緒にできることを探しています。

そのため、
粉末と水分を別々に評価して終わりにはしません。
色の仕上がりと手触りの両方を見て、
一つのカラーとしてどう整うかを考えます。
調合から仕上がりまでつなげて見ることが、
ラフェのこだわりです。

粉末の入ったボウルに透明な容器から水分を注ぐ説明用イメージ
粉末に水分を加える工程を表したAIによる説明用イメージです。
当店の実際の薬剤や独自トリートメント水を撮影した写真ではありません。

なぜラフェは「水」にまでこだわるのか

カラーをするとき、
お客様の目に入るのは、
塗っている薬剤や仕上がった髪色です。
その前に何を組み合わせているかは、
普段あまり見えません。
でも、
その見えない時間にも髪のことを考えられます。

ナチュラルハーブカラーには、
メーカーが案内する専用水があります。
当店も以前はメーカー専用水を使い、
そこからさらに毛先のコンディションを考えて、
独自トリートメント水の改良を続けてきました。

考えてきたのは、
カラー直後のツヤだけでなく、
手触りやまとまり、
次回来店時の髪の状態です。
お客様が続けられる料金も含めて、
日々のカラーとして成り立つ方法を探してきました。

その経緯は、
約4年間の開発ストーリーでご紹介しています。
今回お伝えしたいのは、
その工夫の根っこにある「今の髪に、
色以外の何をしてあげられるか」という考え方です。

水は、
色づくりと髪のケアをつなぐ場所でもあります。
だから、
粉末を選んだところで調合の仕事が終わるとは考えていません。
髪に触れるものを組み立てる段階から、
柔らかさやまとまりに向き合っています。

粉末と水分を混ぜる工程については、
カラーの「混ぜる水」にまでこだわる理由の記事でも詳しく説明しています。

カラーをする時間に、髪の未来まで考える

カラーをする時間に、
髪の未来まで考える。

白髪を染めることも、
好きな色を楽しむことも、
これから長く続けていきたいものです。
だからこそ、
今日の色と、
その先に毛先がどうなっていくかを一緒に考えます。

ラフェ・クレールでは、
次に来てくださったときの髪も見ながら、
施術を見直しています。
その日だけの見た目で終わらせず、
お客様が日常で扱う髪につなげていくためです。

「粉末は色味、
水は若返り」。
この言葉には、
色を楽しみながら、
髪の美しさも育てていきたいという思いを込めています。
年齢を重ねた髪に、
今できる工夫を重ねる。
それが、
ラフェ・クレールのカラサポです。

以前よりまとまりにくい、
白髪染めと一緒に毛先の質感も相談したい。
そんなときは、
今気になることをお聞かせください。
髪の履歴と目指したい仕上がりから、
カラーの方法を一緒に考えていきます。

施術内容は、
中津市ラフェ・クレールのヘアカラー・白髪染め「カラサポ」のサービスページをご覧ください。

ご予約・ご相談はお電話で承っています。
0979-53-9922

カラーでかゆみや腫れなどを経験したことがある方は、
ご予約時にお知らせください。

毛髪の変化についての参考資料:
花王「うねり毛の増加と、
ツヤ・まとまりにくさ」

花王「内在脂質の減少」
花王「髪のツヤ」

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