「ホームカラーと熱ダメージでチリチリに…髪の修復に必要な3つの視点」

「綺麗に髪を伸ばしたい」はずが…チリチリになってしまった理由

こんにちは。

大分県中津市の美容室「ラフェ・クレール」の和田です。

今回は、髪を大切にしたいと願っていたお客様が、
意図せず髪に大きなダメージを受けてしまい、
最終的にご相談にいらしたケースをご紹介します。

そして、そこからどうやって綺麗な髪を取り戻していったのかを、
実例を交えてお話しします。

髪の広がり、パサつき、ホームカラーによるトラブルでお悩みの方に、
ぜひ知っていただきたい内容です。

1年前は「綺麗に伸ばしたい」と思っていたのに…

今回ご紹介するお客様は、
「髪を伸ばして、綺麗にキープしたい」とご希望されていました。

しかし、最後のご来店から1年ほど経ち、
その間にホームカラーを2回ほど行われたとのこと。

ホームカラー後、髪が広がるようになり、
それを抑えるために毎日アイロン(高温)で整えていたそうです。

結果として、毛先がチリチリになり、
まるで“髪が破裂したような状態”に。

「どうしようもなくなった」とのことで、
当店にご相談くださいました。

破裂した状態

 

なぜ、ここまで傷んでしまったのか?

実際に髪を拝見し、起きていた現象を分析したところ、
主に以下の3つの要因が重なっていたことがわかりました。

① ホームカラーによる「ダメージホール」の増加

市販のホームカラーには、
色をしっかり入れるための強いアルカリ剤が含まれています。

これが髪の内部にダメージホール(空洞)をつくり、
そこから水分や栄養が抜けてしまう状態に。

結果として、髪はパサつき、広がり、ツヤを失ってしまいます。

② アイロンによる「高温ダメージ」

ダメージを受けた髪は柔らかくなり、
髪の形を保つ力が弱くなっています。

その状態に高温のアイロンを毎日使ってしまうと、
髪の表面だけでなく、内部まで熱で変性してしまいます。

これが、いわゆる「チリチリ・ゴワゴワ髪」の原因です。

③ 早めに相談できなかった

もし、この変化に気づいた段階でご相談いただけていたら、
ここまでのダメージは避けられたかもしれません。

「まだ大丈夫」と思っていたら…
その間に髪の体力はどんどん失われてしまいます。

髪の再生は、ここから始まった

ここからは、実際に行った施術についてご紹介します。

神の矯正(高難易度矯正)で素材から立て直す

まず行ったのは、当店の技術の中でも特に繊細で難易度が高い、
「神の矯正(高難易度矯正)」です。

一般的な縮毛矯正では対処できないような
深刻なダメージ毛にも対応できる、特別な矯正技術です。

髪の内部に必要な栄養を補いながら、形を整えます。

綺麗に修復した状態画像

ビフォーアフター

 

カラーリング(カラサポ)で、さらに髪に体力を

その数日後は、当店独自のカラーリングの仕組み「カラサポ」を使って、
白髪染めをしながら髪の密度と体力を整えていきました。

破裂戻りはなし。

ここからはカラサポの出番です。

「染めれば染めるほど傷む」と思われがちなカラーですが、
カラサポはその常識をくつがえす施術です。

髪をいたわりながら、
美しい色味と髪の素材感を両立できます。

破裂直し矯正からカラサポのカラーリング後の画像

一番右側がカラー後の画像です。

同じ悩みを持つ方へ伝えたいこと

ホームカラー後のアイロンで髪を整えているつもりが、
逆に髪の状態を悪化させてしまうこともあります。

今回のような状態は特別なケースではなく、
誰にでも起こりうる身近なリスクです。

だからこそ、
「ちょっと気になる」「なんとなく広がる」と感じたら、
そのタイミングで美容室に相談してみてください。

あまり言い過ぎると、お客様も気分が萎えるので、

今は相談されたら答えるようにしています。

カラサポという新しい選択肢

ラフェ・クレールでは、
すでに「カラサポ」というカラー技術を導入しています。

白髪染めやカラーに不安を感じる方に向けて、
髪を大切にしながら色も楽しめる施術として、
多くのお客様にご利用いただいています。

▶ カラサポの詳細はこちら

ラフェ・クレールからのお知らせ

今回のような施術例は、
他にもブログやSNSで紹介しています。

ぜひ、日々のケアの参考にしていただけたら嬉しいです。

▼ ホームページ:https://lafeeclaire.biz/
▼ 和田耕治のインスタグラム:こちら
▼ 公式インスタグラム:@lafeeclaire_official
▼ アメーバブログ:ラフェ・クレールブログ

ぜひ遡ってお読みいただければと思います。

ご質問やコメントもお気軽にお寄せください。
今後とも、ラフェ・クレールをよろしくお願いいたします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA