大分県中津市の美容室ラフェ・クレールの和田です。
私の目指すくせ毛の髪質改善理論とは?
如何に綺麗な髪が生えるか?それをどこまで美しく育むか?に着目した新しい考え方です^^
今回は最近のお客様たちの悩みで多いのが「くせ毛が出て来て上手くセットできないの」
これについて解説していきたいと思います。
自分でくせ毛を作ってしまってるケースが案外多いので、心当たりある方は是非参考にして正しい知識とケア方法を身に着けて艶髪を手に入れてみてください。
髪がくせ毛になったと思ったら、実は熱で焼けてるだけだった!?
髪がチリチリ、ゴワゴワしてますね。
この状態になれば、くせ毛になったように言う事聞いてくれなくなります💦
そして手触りは最悪で、艶は消えて中々のストレスになりますよね。。。
では髪が焼ける事でどんな問題が起こるのでしょうか?
- 髪が引っ掛かり抜け毛の原因になる
- ときにくいので摩擦が起こり髪に負担がかかり癖毛になる
- パーマや縮毛矯正に不向きな髪質になる(最悪チリついてしまう)
- カラーリングでムラになりやすい
- 髪が勝手に明るくなる(以前200度でアイロンしてた方は金髪になってました)
- 髪の艶が消えて見た目が老ける
その他にも問題はあるのですが、数え上げるとキリはありません。
しかし、最悪髪が焼けてタンパク質が破裂してもご安心ください。
髪が破裂してチリチリくせ毛になっても直す事は可能です
熱で髪が焼けても、早期であれば破裂直しのクオリティーは高くなります。
下のインスタ動画はアイロン始めて、1ヵ月で焼けてしまった方です。
ですが早期での改善だったので綺麗に直りました。
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アイロンで破裂した髪の改善記事も参考にしてください。
自宅でアイロンし過ぎてダメージ破裂した髪の縮毛矯正 |
ご自宅で焼けやすい原因を3つ紹介
焼ける原因の代表格
- アイロン
- ブロー
- ドライヤーでの乾かしすぎ
皆さんやってる方は多いのではないでしょうか?
焼ける原因って案外身近な所で起きてますし、くせ毛になってきたと思うのはまだ早いかもしれません。
それでは、ここからは正しい知識を身に着けていきましょう♪
焼ける原因の第1位はアイロンその予防法
髪はタンパク質で出来ているのですが、乾いた状態では大体130度以上から熱の影響を受けやすくなってしまいます。
そして破裂した人は皆さんこう言います。
- ネットでみたら160度が最適と書いてた
- トリートメントでケアしたら傷まない
- マイナスイオンで傷みにくいアイロン使ってますよ?
- アイロンはそんなにしてないですよ?
- 低温(100度)でしてましたよ?
これらについて順を追って解説します。
私は癖の強さでアドバイスはしますが、セットのできる温度でなるべく低く(100~120℃)を推奨しています。
しかしネットなどでは160度のアイロン温度を推奨している記事が多いみたいですね。(お客様によく聞きます)
その温度は毎日してたら近い将来まず髪は破裂します。
では何故ネットでそんな事が言われてるのでしょうか?
それはコテやアイロンが好きな人は基本毎日すると思います。
低温(130度以下)では形がつきにくく、180度以上では髪の負担が多いからダメージ具合と時短も考えての160℃の温度なんじゃないかな?と思います。
しかし限度を超えた髪は何℃でも切れてしまいますので毎日する方々は熱の影響を少しでも受けないようなトリートメントやアウトバスなどでケアをして下さい。(これらでケアしてもダメージは必ずあります)
マイナスイオン搭載のアイロンについて
マイナスイオンが何故いいかと言うと、安定した物質は「プラス」と「マイナス」の電子バランスが整ってる状態なので髪で言うところ静電気が起きにくいので落ち着きやすく艶が戻ったみたいにも見えるのでマイナスイオンは良いとされています。
仕上がりはしっとりとなりますが、熱が加わってる以上髪のダメージは普通にありますのでご注意を。
本来、美容とは「外見を美しく」見せる為に技術が進化してるので艶が出る効果としては必要なのですが、やはり限度を超えるダメージを受ければマイナスイオンでもあまり意味はありません。
熱のダメージの考え方
また熱のダメージは回数とは別に、熱量がどれだけ髪に加わったのか?も関係してきます。
例えば
アイロン温度100℃×100回=アイロン温度200℃×20回みたいな感じで計算します。(正確な数値ではありませんのでご了承ください)
このように、髪のタンパク質に加わった熱量なども関係するので回数や低い温度だからとかはあまり関係ありません。
アイロンやコテの愛用者は、熱から守ってくれるトリートメントや極力130℃以下で行う。
どうしても高温になってしまう場合は、引っ張ったりしないぐらいの力加減で優しく行うなど工夫してみるとダメージの軽減にもなりますので試してみてください。
また低温ではカールが取れやすいと感じる方は、さらっとしたクリーム系のスタイリング剤をアイロン前につけて巻くとカールも持続しやすいので是非お試しください。
傷みにくい事に繋がりますので、アイロン温度は極力低温とアイロン前のケアなどは考えて頂きたいですよね。
焼ける原因の第2位はブローでのちぢれ
髪のタンパク質は乾いている時、濡れている時でダメージを受けやすい温度が変わります。
濡れているときは、「ダメージを受けやすい温度」が低くなります。
これに加えてブローの時に起こる摩擦も加わり髪はちぢれちゃうんですよね。。。
このちぢれ毛はとてもくせ毛に似た性質を持ってしまいます。
熱や摩擦で焼けてちぢれた毛はくせ毛より厄介かもしれません。
基本的に髪質改善を行う方は摩擦レスなケア方法など覚えると、改善期間も短くできるようになるので別の機会に紹介したいと思います(^^♪
癖が強い方は別ですが、実は半数がアイロンやブローが必要ないのに朝してるケースが多いんです。
そのせいで髪のダメージが酷くなる人が多いんです。
ここで皆さん確認してほしい事があります。
夜乾かしてまとまってるのに朝起きたら跳ねてる方へ
朝だけ跳ねてる方は、基本的には寝癖が原因なので濡らせば直ります。
面倒だからと濡らさずに、アイロンやブローなどしても時間がたてば跳ねてませんか?
それよりは朝シャワーで髪をしっかり根本まで濡らせば寝癖も取れてくれればダメージもなく、夜までまとまります^^
それって私かも?と思った方は是非試してみて下さい(^^♪
基本的なケアはアイロンのケア方法と同じなので参考にしてください。
焼ける原因の第3位はドライヤーで乾かしすぎ
髪には様々な保湿成分があり、髪をひんやりとさせる機能があります。
乾かしすぎの方へ聞くと、髪がひんやりしなくなるまで乾かすと言います。
実はこれが焼ける原因です💦
保湿成分は熱に弱く、そして一番最初に無くなっていきます。
水分が無くなればタンパク質は乾燥し、徐々にごわごわとしてきます。
乾かす目安は、ひんやりするぐらいで服が濡れない感じであれば止めて構いません。
それが一番ベストの乾き具合と思ってください。
少しでも濡れてると傷むと思ってる方も多いとは思いますが、濡れてるときに摩擦が加わると髪は確かに傷みます。
しかし、乾かしすぎの熱によるダメージと濡れてる時の摩擦のダメージを比較した場合、個人的には熱によるダメージの方が後遺症が激しいと考えています。
何事もほどほどにした方が髪質改善をするには良い結果に繋がります。
またドライヤーを買い替える時も、熱すぎないドライヤーを選ぶなどもかなり効果的です。
復元ドライヤーPro(髪質改善ドライヤー) |
髪はとてもデリケートですが、正しいケアを覚えればダメージも最小限にできます。
髪に艶が出れば普段の生活も楽しくなりますし、できる範囲で是非実践してみてください♪
今後も実際の営業で相談を受けた内容と、そのアドバイスを掲載していきますので楽しみにしていてください♪